総務業務をアウトソーシングしようと検討しているけど…
・料金体系などの費用はどれくらいなの?
・どの企業に声を掛けたらいいのかわからない。
・大手企業ってどこなの?
このような疑問に答えていきたいと思います!
・総務系アウトソーシングの料金体系
・見積りを取るべき総務系アウトソーシング大手企業 10選
この記事を書いている私は、総務のアウトソーシングの分野で10年以上の経験があり、実際にアウトソーシングを発注する側のマネージャーとしての活動も行ってきました。
そんな私が経験をもとに解説したいと思います!
外資系のファシリティマネジメント会社については、独自のランキングを以下で掲載しておりますので、興味のある方は見ていってください~
総務系アウトソーシングの料金体系
あまり業界で語られてこなかった料金体系について解説していきたいと思います!
アウトソーシングの料金体系は、人がベースになり計算されます。
ですので、どのレベルの人が何人で実施する業務なのかによって料金が大きく異なります。
例えば、リーダー1名+スタッフ4名の計5名の場合の委託料金は、リーダー45万円×1+スタッフ40万円×4=205万円となります。
ですので、アウトソーシングの見積りを確認する際には、どのような体制で運営を行っていくのか?を必ず確認するようにしましょう。
見積りを取るべき総務系アウトソーシング大手企業 10選
見積りをとるべき大手企業を紹介していきますので、参考にしてください!
(あくまでも私が総務担当で見積りを取るならこの企業!ということでご理解いただければと思います。)
総務全般 – 日本企業 –
受付・メールルームなどを含め総務業務を一括してマネジメントできる大手企業を紹介します。
受付やメールルームのみの場合でも十分に候補に上がる企業です。
NOCアウトソーシング&コンサルティング株式会社
言わずと知れた日本のアウトソーシングの老舗企業で、30年で1000社以上の実績があります。
総務のみならず、人事や経理などの管理部門に強みがあります。
コクヨアンドパートナーズ株式会社
文房具や家具で有名なKOKUYOさんのグループ会社です。約200社の導入実績があるようです。
家具メーカーということもあり、働き方改革や生産性の向上などオフィスを軸にしたサービス展開が特徴です。
エームサービス株式会社
給食事業で有名な会社ですが、総務系のアウトソーシングも行っています。
社員食堂やケータリングサービスなどにも強みをもっているので、フード関連もサービス提供できるので幅広い業務が行えることが最大の特徴です。
総務全般 – 外資系企業 –
外資系はこの2社でほとんどのシェアを獲得していますので、この2社に声をかければ間違いないです。
外資系企業はアウトソーシングが進んでおり、日本企業にない効率的な運用やグローバルで通用するプロフェッショナルなサービス提供ができることが特徴です。
日本企業であっても十分候補に入れて検討すべき2社で、特に英語対応が必須の場合は、外資系企業のアウトソーシングを利用することをオススメします。
ジョーンズラングラサール株式会社
外資系総合不動産企業で、日本での外資系総務アウトソーシングでは恐らくトップシェアです。
不動産会社の強みを活かしたオフィスの総合的なサポートに強みを持っています。
シービーアールイー株式会社
世界最大の事業用不動産サービス会社で、日本での外資系総務アウトソーシングでは恐らくシェアNo.2です。
グローバルで活躍していた設備関連企業のアウトソーシング部門を買収し、不動産会社のノウハウと設備関連会社のノウハウを併せ持っています。
受付
受付業務については、女性中心の接客業ということもあり人材派遣会社が強みをもっています。
しかし、人材派遣と業務委託は指揮命令系統が違いますので、業務委託で実施される場合には業務委託の経験が豊富にある人材派遣会社と選ぶことをオススメします。
パソナ株式会社
人材派遣の大手企業で、東京・大阪を中心に150社を超える実績があります。
業務委託での運営体制が構築されており、安心して委託できる企業の一つです。
ANAビジネスソリューション株式会社
航空業界の大手ANAグループの人材サービス会社です。
特徴はANAの航空事業で培ってきた接客・接遇のノウハウや人材を活用し、接客のプロとしての受付が提供できることです。
三井不動産ビルマネジメント株式会社
三井不動産グループのビルマネジメント会社で、200現場以上の実績があるようです。
商業施設やオフィスビルなどの受付業務で培ってきたノウハウを企業の受付でも活かしサービス提供しています。
メールルーム
特にメールルーム業務に強みを持っている企業は、物流系・運送系の企業が多いです。
株式会社FMサポート21
上場企業である株式会社ヒガシトゥエンティワンのグループ会社で、オフィスビルの館内物流で培ったノウハウを活かし、企業内でのメールルームサービスを展開しています。
株式会社日本カーゴエキスプレス
運送会社で培ったノウハウを活かしメールルームの運営を50社以上で提供しています。
まとめ
この記事では、総務系アウトソーシングの料金体系と見積りを取るべき大手企業10選について説明してきました。最後まで読んでいただきありがとうございます。
あくまでも私が総務担当で見積りを取るならこの企業!ということでご了承いただければと思います。
また「総解説!総務のアウトソーシング導入方法」もあわせて読んで参考にしてもらえればと思います。
https://soumu-university.com/outsourcing-induction/以上で終わりますが、記事がいいなと思ったら、SNSや会社で紹介いただいたりしてもらえると嬉しいです!