環境問題や社会課題、貧困など、世界が抱えるさまざまな課題を解決するための目標であるSDGs(持続可能な開発目標)。
難しそうに聞こえるかもしれませんが、実は身近なところから楽しく学べる方法があります。それが、近年注目されているSDGsボードゲームです!
SDGsボードゲームの種類と楽しみ方:無料ゲームからファシリテーターの役割まで

SDGsボードゲームには、様々な種類があります。気軽に始められる無料SDGsボードゲームも増えており、インターネットで検索すれば、ダウンロードしてすぐに遊べるものもたくさん見つかります。まずは無料のゲームで雰囲気を掴んでみるのも良いでしょう。
さらに深く学びたい、または複数人で本格的に取り組みたい場合は、SDGsボードゲーム ファシリテーターが主催する体験会に参加するのもおすすめです。
ファシリテーターは、ゲームのルール説明だけでなく、SDGsに関する深い知識や気づきを促す役割を担っています。ゲーム後の振り返りを通して、SDGsへの理解を深めることができます。
SDGsボードゲームの購入と選び方
本格的にSDGsボードゲームを導入したい場合は、SDGsボードゲームはWebサイトや店舗で様々な製品が提供されています。子ども向けから大人向け、少人数から多人数で遊べるものまで、目的や対象年齢に合わせて選ぶことができます。
特に人気のあるゲームの一つに「SDGsアドベンチャーゲーム」などがあります。
これは、参加者同士で協力しながらSDGsの目標達成を目指すものが多く、ゲームを通じて自然と協力することや、異なる意見を持つ人々と対話することの重要性を学ぶことができます。
ここではアマゾンなどで気軽に買えるSDGsボードゲームをご紹介します!
るるぶ SDGsすごろくゲーム (すごろく・ボードゲーム)
このSDGsゲームは、2030年までに達成すべき17のSDGs目標を、子どもから大人まで楽しみながら学べるように設計された多機能な学習ツールです。
4種類の遊び方を通して、SDGsを「自分ごと」として捉え、主体的に考え、意見を伝える力を育みます。
4種類の楽しい遊び方
- SDGsすごろくゲーム: 日常生活で実践できるSDGsアクションを学び、自分の考えを発表するマスも盛り込まれています。ポイントを集めながら、SDGsへの取り組みを楽しく考える力が身につきます。
- SDGs世界一周ゲーム: 世界各国のSDGsに関する取り組み事例を知ることができます。「国名マス」や、3択クイズに答える「SDGsクイズマス」を通じて、各国の特徴や関連データを覚えることができます。小さなお子さんでも取り組みやすい内容です。
- SDGsかるた: 46枚の絵札を使ったかるた遊びで、SDGsに関連する五・七・五調の読み札とかわいいイラストで、小さなお子さんでもSDGsを身近に感じながら遊べます。
- SDGsクイズゲーム: 友達や家族とコミュニケーションを取りながら、SDGsの知識を深められます。3択形式なので、知らない内容にも気軽に挑戦し、知識を蓄積できます。
充実の付録ポスター
- おもて面「マスターしよう! ひとめでわかる SDGs17の目標」: SDGsの17目標を、お子さんにも分かりやすいように身近なことに置き換えて解説しています。
- うら面「チャレンジしよう! きょうからできる SDGsアクション」: SDGs目標達成のために、私たちが日々の生活でできる具体的な行動を、目標ごとに紹介しています。
遊びを通じてSDGsへの理解を深め、持続可能な未来に向けた行動を促す、実践的な学習体験を提供しています。

SDGsボードゲームの具体的な遊び方

基本的なsdgs ボードゲームの遊び方は、通常のボードゲームと大きく変わりません。
サイコロを振ってコマを進めたり、カードを引いたりしながら、SDGsの目標達成に貢献するアクションを選択していきます。
ゲームによっては、資源の分配やプロジェクトの実施など、より実践的な要素が盛り込まれていることもあります。
SDGsゲームとSDGsカードゲームの目的
SDGsボードゲームだけでなく、「sdgsゲーム」と総称される様々な形式のゲームや、「SDGsカードゲーム」も存在します。これらのゲームの目的は、単に遊ぶことだけではありません。
- SDGsへの関心を高める: ゲームを通じて、SDGsが私たちの生活や社会にどのように関わっているのかを楽しく学ぶことができます。
- 多角的な視点を育む: ゲーム内で起こる様々な課題や選択を通して、物事を多角的に捉える力を養います。
- 問題解決能力を養う: チームで協力したり、限られたリソースの中で最適な選択をしたりすることで、実践的な問題解決能力が身につきます。
- コミュニケーション能力の向上: ゲーム中での議論や協力は、参加者間のコミュニケーションを促進し、共感力や協調性を育みます。
ここでは、アマゾンなどで購入できるオススメのSDGsかるたをご紹介します。
幻冬舎 SDGsかるた
この「はじめてのSDGs」は、50枚のかるたを使って、SDGs(持続可能な開発目標)と世界の現状を楽しく学べるゲームです。
特徴と学びのポイント
- 楽しく学ぶ: リズム感のある読み札とイラストが描かれた取り札で、遊びながら自然とSDGsの知識が身につきます。
- 深い理解: 取り札の裏面には、関連する具体的な数字や詳しい説明が記載されており、学習カードとしても活用できます。これにより、世界の現状を実感し、より深くSDGsを理解できます。
- 対話の促進: 「話し合おう」という項目が設けられており、家族や友人とSDGsについて議論するきっかけを提供し、学びを深めるとともに「自分ごと」として考えることを促します。
- 大判サイズ: 文字が見やすい大判サイズ(102×70mm)で、小さなお子さんでも遊びやすい設計です。
遊び方
- イラストが描かれた取り札を広げます。
- 読み手が読み札を読み上げます。
- 読み上げられた内容に合う取り札を探して取ります。
- 最も多くの取り札を集めた人が勝ちとなります。
このかるたは、楽しみながらSDGsの知識を習得し、未来の地球を守るために何ができるかを考えるための、優れた入門ツールです。

家族で始めるSDGsボードゲーム:持続可能な未来への小さな一歩
SDGsボードゲームは、リビングルームが学びの場に変わる魔法のツールです。家族みんなでSDGsについて話し合い、具体的なアクションを考えるきっかけにもなります。
例えば、ゲームで学んだ「ごみ問題」について、次の日から家庭でのごみ分別をより意識するようになるかもしれません。
難しい本を読んだり、堅苦しい講義を聞いたりするよりも、ゲームを通じて体験的に学ぶことで、SDGsの精神がより深く心に刻まれるでしょう。
ぜひこの機会に、ご家庭にぴったりのSDGsボードゲームを見つけて、家族で楽しみながら持続可能な未来への第一歩を踏み出してみませんか?